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2011-07-10

15通目:カッコいいものには近づくな

先日、西宮市にあるameen's ovenというベーカリーカフェで開催された
「スワノセ・第四世界」上映会と三宅洋平氏のライブを見てきました。
その感想などなど。


この日は前日から風邪で熱が出ていて、鼻水すすりながらぐったりと新幹線と電車を乗り継いでどうにか夙川駅までたどり着いたはいいが、もう店に着いた時点で体調不良MAX!
我が身の脆弱さと旅行運の無さを呪わずにはいられない。
いやむしろ最近の湿疹→抗生物質の副作用でおなかがゴロゴロ→抵抗力下がって風邪のコンボは呪いをかけられているとしか思えない。
どなたかは存じませんがこんなしょぼい人間を呪わず、もっと世に害悪を成す権力者や企業や資本家に怒りの矛先を向けて下さい、と訴えたくなるレベルのつらさ。

そんな被害妄想を抱きつつ店内に入ると、ギリギリだったようですぐに上映が始まりました。クーラー効いてるし待ち時間が短くてホッとした。

映画の内容は、ヒッピーの聖地と言われた諏訪之瀬島に移住し、自給自足の生活をおくるコミューンの人々の生活がまず映し出され、そこへリゾート開発のため乗り込んできたヤマハに対する抗議活動がヒッピーつながりで海を越え、バークレーで開催される様子をおさめたドキュメンタリー。
ナナオ・サカキをはじめゲイリー・スナイダーやアレン・ギンズバーグといったビート、オリジナルヒッピー、スピリチュアル界の大物が登場するところも見所だけど、当時のヒッピーコミューンの映像ってあまり残っていなさそうですし結構貴重なのでは。
監督は上野圭一氏で、この方は現在ホリスティック医学会の副会長でアンドルー・ワイル博士の著作を多く翻訳されているとか。


ヒッピーに対する自分の気持ちはちょっと複雑なので置いときますが
ギンズバーグが歌ってる姿が見れたので、映画自体は非常に満足。
「カッコいいものには近づくな、貧乏人から金をむしり取るから」
ああ、そうだねえ。


映画が終わるといったん皆外に出て休憩。
その間に店内ではライブセットが組み上がって、日が落ちたくらいの時間から三宅洋平氏のライブスタート。


三宅さんは犬式っていうバンドに在籍していたらしいけど、そんなこと全然知らずにライブを観たので、唄の上手さにびっくりした。
ギター抱えての唄だったりラップだったりで、MCでアジっていたかと思えばそのまま曲になって行くような、曲とMCの境目があんまり無い感じ。

「俺はめんどくさい国民でいたいんだよ。」っていいな。
聞き分けのいい国民よりね。
歌詞もMCも熱いし、見た目も結構暑苦しい感じでチャーミングな人でした。(ほめてる)

「お前はいったい誰なんだ、あんたはいったい誰なんだ?」
そう聞かれたらなんて答えるか。即答できなくてもよどみなく答えられるだろうか、
と考える。

そろそろ夜も更けてライブは終盤に差し掛かかり、店内の熱気は最高潮に!
っていうタイミングで立っているのが辛くなって退散。
最後まで見たかったなあ。それにつけても我が身の脆弱さよ。


そんな感じで無理して行ったけど、それなりに得るものがあって良い旅行でしたとさ。



追伸:
その後、お腹がすいてるんだかすいてないんだかわからねど何か入れねばなるまいと思って三宮で食事出来るところを求めたんですが、なんか中華じゃねえし…串とかもあんまりって気分で途方に暮れつつフラフラ歩いていたところ「台湾料理」の文字が。
お店の前にあるお品書きを見て、良心価格だったので入ってみました。

メニューに書いてあるもの全部旨そう。
俄然やる気が出て来て頼んだのが以下の料理です。

 
なんか茎っぽい野菜(おおむねストロー状)と台湾風焼きそば。
うまい。




羊肉の串焼き黒こしょう味とふわとろ蒸し豚。
羊肉やばい。
豚もその名に偽り無しのふわとろ加減。














最後はブレンド中国茶で。おいしゅうございました。
むしろこの日のハイライトは台湾料理だったのでは、と思うくらいおいしかった!
料理食って風邪薬飲んで新幹線で寝たら風邪がわりと治ってた。
これが医食同源ってやつですね。ワイル博士!

2011-06-04

14通目:旅(後編)

関西コミティア翌日。
旅先で目覚めたら熱が出てるって初めての経験でした。
さっさと帰って自宅療養するのが大人の選択なんでしょうけど
このまま帰りたくないんじゃーい!!
とだだをこねる子供になることにしました。

風邪薬を飲んでお目当ての本屋さんへ。
1件目は南船場にある「colombo」さん。
外観も内装もかわいいお店でした。
猫関係の本、外国の絵本などを物色して最終的に
「すてきな三にんぐみ」のイギリス版を購入。













表紙の色と三にんぐみの表情が日本のと違うところに惹かれます。


2件目は心斎橋の「スタンダードブックストア」さん。
広い店内に海外のファッション誌やジンがあったり、雑貨が充実していたりと見所満載で長居しても全然飽きない。
私がいつもヒャッホーイとなるのは海外作家コーナーの分類の仕方と品揃え。
この日に購入したロダーリの「猫とともに去りぬ」は当たりでした。
好きな作家がまた増えた。

こちらのお店は地下にカフェがあって、未購入の本も持ち込みOKなので
コーヒーを飲みながらゆっくり選ぶ事もできます。
地元にもあればいいのに…と思うくらいすてきな本屋さん。
ブックカフェ、まじさいこう。
他にも行きたい本屋さんやレコード屋さん、カフェなどがあったんですが
体調と時間を考慮して(そして大人の階段を上って)梅田辺りをウロウロしてお土産買って帰りました。


帰宅後コミティアに出店した友人の作品やFellowsのフリーマガジンを熟読。
読む物がありすぎてうれしい。













友人の今回の作品は、結構長いお話の序編といった内容なので続きが楽しみです!
装丁もきれいなので、よく裏表ひっくり返して眺めてみたり。
活動は今後とも勝手に応援して行きたいので
リンクを貼っておきます。

〈フユメの芽〉


本当に充実した旅だった…。
時間ができたら、また本屋巡りの旅に出たいと思います。
本好きに幸あれ。

2011-06-01

13通目:旅(前編)

先日、大阪に行ってきました。

…先日じゃないな。二週間くらい前だな。
記憶が霧につつまれる前に書かなくては。

何をしに大阪くんだりまで出かけたかというと
友人がなんとマンガを自分で書いてさらに印刷して冊子を作り販売するという
一言にまとめると同人活動をしているのです。
最近はサークルでの活動より個人での活動が多いようで
今回イベントに出店した際も個人誌を販売していました。

出店したイベントは「コミティア関西」。
私は同人イベントに行った事が無かったのでコスプレした人があたりを闊歩しているようなのを想像していた(そして期待していた)のですが、コミティアはオリジナル(自分が創作したもの)のみ出店できるらしく、やや硬派(?)な感じでした。
メイドさんぽい格好の人はちょっといたかな。
せっかくなので出店する人はもっとはっちゃけても良いのでは。


新鮮な驚きにつつまれて「わー」とか「へー」とかバカ丸出しな感嘆符を口に出しつつ
友人に会場を案内してもらいました。

面白いなあ!と思ったのが、見本誌を立ち読み出来るスペース。
各ブースの前で立ち読みする事も出来るけど、描いた当人と思わしき人物の前で
立ち読みだけして去って行くのはチキン(私)にとってハードル高過ぎです。
テーブルの上にバラバラと置かれている見本を読んで、コレ欲しいなと思ったら裏面にある番号を見てお目当てのブースに行けば良いのでお買い物もスムーズです。
いろんな人に読んでもらえるし、良いシステムだなあと感心。

あと、商業誌の編集者の方が原稿を見てくれるブースもあったり。
(さすがにその辺りだけ空気が違っていた…。)



OMMビルの中にある会場は広くてきれいでしたが、何より川が近くて窓からの眺めが大変よかったのが印象的です。

そしてその広い会場にぎっしりと端から端までブースが並んでおり、
所狭しと人が行き交っているのを見て正直驚きましたよ。

この世にはオリジナルのマンガを書いている人がこれだけ(実際はもっと)いる、
それを読みたい人がさらに大勢いる。
むう…。
日本のマンガは非常に高度な技術や洗練された表現方法を確立している、とは思っていましたが、やはり層が厚いんですね。
スポーツや芸事でも歴史があり、層が厚いところでは全体的にレベルが上がるので当然なのですが実際にこれだけの人がやってます!って目の当たりにすると感動しますね。

作品を売っている人も、あれこれ選んで買って行く人もそれぞれ本気で楽しんでんなあ!っていうのがこの日の感想です。
熱気・活気がこんなに満ちているところってなかなか無いよね、昨今。

マンガ好きに幸あれ。

Fellowsのブース前

2011-04-18

11通目:鮪に鰯

3月11日。

あまりの出来事に、しばらく何も言えなくなってしまいました。
募金もしてるのですが、多くの人が失ったものの大きさを思うとそれがどれだけの助けになるっていうんだ、何もできない者はよけいな事言わない方がいい、という気持ちに心が覆われてしまいました。

ありきたりの言葉だけど、どうか一日も早く避難している方々が落ち着いた暮らしに戻れますように、と祈るばかりです。


地震と津波の被害の大きさもさることながら、今回の震災の大きな懸念事項は原発の放射能漏れによる周辺地域の汚染でしょう。
福島第一原発は事故発生から一ヶ月以上経っているのに、いまだ収束したとはいえない状況です。

正直、今まであまり原発問題に関心がありませんでした。
何となく、チェルノブイリの事故のイメージで放射能が出るから怖いよね
廃棄物とかどうするんだろうなあ…くらいにしか思っていなかった。
ですが今回の震災により、原子力発電というものはどういう仕組みなのか
なぜそれが推進されてきたのか、という事を知るきっかけができました。

とりあえず、原発について知ろうと思い、最初に手に取ったのが
「原発と日本の未来」という本でした。
63ページしかないですけど、原子力発電を取り巻く問題について基本的な事を知るのに大変良い入門書です。
私のような全くの素人が読んでも理解出来るほどわかりやすく書かれています。
今後は、代替エネルギーについての本を読んでいく予定。

とりあえず、できる事からやっていきたい。
ほっといても誰かが片付けてくれる事じゃないんだよなあ、これ。



2010-10-18

3通目:湖の近くにある書店

玉野にある「451ブックストア」に行ってきました。

予想を上回るお店だった。
閉店時間が近く、じっくり見れなかったけど
本の状態も良いし、店主の方も大変物腰のやわらかい人物でとっても気に入りました!
また行きたいなー。

2010-10-16

1通目:ブログはじめました。

本、マンガ、音楽について書く予定。

黒ヤギさんと白ヤギさんの手紙っていつになったら内容がわかるんだろうか。