昨年亡くなった、今敏さんの長編マンガ「海帰線」が新装版になって発売されていました。
以前から読みたいと思っていたので迷わず購入。
海人伝説のある町の神社には「海人の卵」が祀られており、神主の家系は代々卵を世話する役目を引き継いでる。
当代の神主は町の発展のため海辺のリゾート開発を推進する建設会社に協力し、海人伝説を町起こしに利用しようとするが一部の住民や息子の反発を受け、やがて卵を巡り不思議な事が起り始める…という海洋ファンタジーです。
海人という「稀人」と約束を交わした神主の家系における祖父・父・息子の三代の見解の違いと、開発か地元の人間が長らく続けてきた営みの形かという対立が絡みあう中、超現実的な出来事が起るのですが、とても静かに始まり静かに終わって行きます。
夏になったらまた読み返したい。
装丁は旧版の方が良かったので、そっちを手に入れれば良かったかなあと思ったり。
今敏さんはマンガより「東京ゴッドファーザーズ」や「パプリカ」といったアニメの方が有名ですね。
特に「東京ゴッドファーザーズ」は名作で、クリスマスにTV放映すればいいのにって思うんだけどな。ちょっとTVでやるには長過ぎるんだろうか。

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