2012-04-09

18通目:春が来たようです

前の更新から半年くらい経ってる!自分でびっくり。
この半年間の間に、個人的にいろいろと環境が変わったのが原因(というか言い訳)なんだけど、もともと飽きっぽく気分にムラがあるので更新しなくなるなんて予測出来た事さ、ああそうさと開き直っているところです。



いざ書こうと思うとどれから手を付ければいいのかってぐらい間が空いちゃったので、とりあえず一番最近に購入した「ヒトヒトリフタリ」の感想でも


「スカイハイ」「地雷震」「士道」などの高橋ツトムさんの新しい連載。
上に挙げた以外にも「blue heaven」「鉄腕ガールズ」「爆音列島」等々、作品の多いマンガ家さんですね。すげえ!働き者!しかもヒット作ばっかり!どうなってんの。
最初に高橋ツトムさんのマンガを読んだのはたしか「COMIC CUE」でのおおひなた ごうさんとの共作だったかな。(傑作だと思います)
そのとき「かっこいい絵だな」と思って「地雷震」読んで気に入ったんだけど、なにしろ多作なのでなかなか全部は読めておらずいつかは大人買いしたいのだけど、いざ本屋に行くと他のものを買ってしまったりしつつ今にいたっています。


他の作品をスルーしておきながら「ヒトヒトリフタリ」をさっさと購入した理由は表紙が可愛かったから。
ハードボイルドな作風の人なのに珍しいなあと興味が湧き、ちょっとこれはすぐに読みたいとレジに直行しました。
内容は単行本のオビですでにネタバレしていて、女の子の霊が修行のために現世に降りて守護霊としてのつとめを果たす事になったのだが相手は日本の総理大臣だった、というものです。
まだ1巻なので物語のさわりしかわからないんだけど幽界の建物がポタラ宮にそっくりだったり、人間の寿命やステータスを表す「ライフグラフ」がスマホみたいだったりと細かいところが面白いです。
そして主人公(霊)がかわいい。金髪で名前が「リヨン」だから白人の少女(霊)っていう設定なのかな。でもなぜか関西弁。
おっさん(総理)にこんなかわいい守護霊が憑いたらがんばっちゃうよね。
始まったばかりなのでおっさんがリヨンから影響を受けてどう変わって行くのかわからないけど、政治ドラマより自分に与えられた生をどう使うかを、リヨンとおっさんそれぞれが問うていくような感じになるのかな、と予想しています。
実際はどうなるのかわからないので楽しみ。早く2巻出ないかなー。


余談:弐瓶勉さんは高橋ツトムさんのアシスタントをやっていたことがあり、高橋ツトムさんはかわぐちかいじさんのアシスタントをやっていた事を知って、へぇー。