5月の第2日曜日は母の日でしたね。
ふだんあまり出来ていないのですが、さすがにこの日は田舎に帰って家の手伝いなどしてきました。
孝行したいときになんとかって言いますし、やっぱり実家は落ち着きますね。
途切れないカエルの声とか、水を張った棚田とか。
夏の盛りに青々とした稲がいたるところで風になびいている景色が、私の原風景です。
暑くなったら縁側でスイカ食べよう。
夏の盛りに青々とした稲がいたるところで風になびいている景色が、私の原風景です。
暑くなったら縁側でスイカ食べよう。
開いて読み始めた瞬間から「この絵好きだなー」と思いました。特に線。シンプルに描かれた部分と描き込まれた部分のバランスも絶妙です。カラフルな表紙だけ見たときはあっさりした線で良いな、くらいに思っていたのですが白黒になると非常に絵の魅力が引き立っていました。
あとがき含む全10話収録の短編集ですが、前半はRPG的な世界、後半は日常的な世界が舞台になっています。RPG的な世界っていうのはアレです「ドラクエ」のような。勇者が冒険しながら仲間を得て魔王を倒す、という王道RPG。このマンガで描かれているのは勇者や仲間たちが魔王を倒した「その後」のお話など、ゲームの外側に広がる物語。
真ん中当たりのお話は「にほんむかしばなし」みたいな感じで、後半数話はケンタウロスや翼人や竜が日常的な世界にあたりまえにいるけど、就職や進学に悩んだり絶滅しかけて保護されていたりといった内容です。
ファンタジーなのに登場人物や、その世界が抱えている問題が現実的というか身近なところが面白いですね。
物語や登場人物にそこはかとなく憂いがあるところも良い!
この本を購入したのはけっこう前で、その時はHPから長編を読むことができました。面白すぎて、徹夜で読み通したほどなんですが、残念ながら今は見れなくなっていますね…。続きが読みたいし、いずれなんらかの形で公開されるといいなあ。
現在はAmazonのWeb文芸誌「マトグロッソ」で短編が読めますが、こちらも毎回面白いです。更新日が楽しみ。
マトグロッソで九井諒子さんの漫画見ました。
返信削除栃木から出られないかもと怯える人の漫画がすごいツボでした(^^)
絵がすごく上手で、同じ人の漫画と分からないぐらい
色んな絵柄を描く人ですね。
>Qさん
返信削除コメントありがとう!
栃木の話面白いよね。今回(先週)更新のお話はしんみりした…('ω`)
絵も好きなんだけど、この人の漫画って善悪がはっきり分かれてないんだよね。
あと皮肉と言っていいのかわかんないけど風刺的なストーリーもたまにあるし毒があって好きです。
ほんとにいろんな絵柄を描く人ですねえ。
HP見ててもすごいなあと思います。